ディスコダンス ・サーファーダンス

ディスコダンス ディスコの踊り方 DISCO STEP ダンクラ ステッパー 竹の子族の振付 ミュンヘン ファンキー
おかまダンスの代表曲
ディスコダンス ディスコの踊り方 DISCO STEP ダンクラ ステッパー 竹の子族の振付 ミュンヘン ファンキー
ジャングルというディスコダンス
ディスコダンス ディスコの踊り方 DISCO STEP ダンクラ ステッパー 竹の子族の振付 ミュンヘン ファンキー
新宿のディスコダンス 後 竹の子族

1978年から1979年にかけてはステップが廃れて、ファンキーダンスかおかまダンスに二極分化。

この2年間はステップや振付は存在しなかったと断言する人もいるくらいです。

しかし、その頃もステップの名残りや竹の子の元祖的な振付がありました。

しかも、その箱の常連達が創作した振付が多く、ひとつの曲でも振付があったりなかったり、ステップだったりファンキーだったり、もうてんでバラバラの状態でした。

こんな具合だから、ディスコステップや振付に関してのトラブルが絶えませんでした。(今のダンクラでも)

「そんなステップ見たことないよ」 「その振付、ちょっと違うんだよな」 「これはステップじゃなくて、ファンキーじゃなかったっけ?」 「オカマダンスしかあり得ない」などなど

では、そんな火種が絶えなかった当時のディスコダンス(振付)をご紹介します。

ミュンヘン・おかまダンス・振付ステップ

ミュンヘンサウンドの振付は、サビだけ手を上げたり手拍子したり簡単な振付があって、他はツーステップ。
前にある鏡に向かって、さほど場所も取らず、楽しいダンスでした。
おかまダンスには3パターンあり
① ペアで向かい合って、手を広げてクネクネ動かす振付(1977年~1978年)
② 麦を踏むように、ペタペタ内股のツーステップ(1979年前半)
③ ペタペタ内股に足の捻りを加え、前後に4歩動く(1979年後半)
おかまダンス②は、1978年暮れから流行った「ジャングル」というダンスが原形と言われています。
おかまダンス以外には、「恋のナイトフィーバー」「セイムオールドソング」「インザネイビー」のようなステップや、ポコダンス・タッチダンス・ニューハッスル等も流行り、変化に富んだ時代でした。
振付ステップとおかまダンスの代表的な曲は↓

宇宙のファンタジー(両手を上げておなじみの振付)

1,2,3,4,ギミーサムモア(肩をゆすってサビで1234!)

レッツオールチャンタ(肩をゆすってフーフーと言いながら手拍子3回)

燃えよフィーバー(サビでバージンと言いながら手拍子2回)

恋の星占い(ポコダンス+サビで右回り・左回り)

燃えるカリフォルニア(ポコダンス+サビで手拍子3回)

クイーンオブチャイナタウン・メローラブ・美しくなければ・ブラックイズブラック(おかまダンス

ハローミスターモンキーバギーボーイフライデイナイト・フライハイ怪僧ラスプーチン・誘惑のラブキャット・ポパイザセーラーマン・ファンキーディスコプリンセス・サンフランシスコ・マッチョマン・YMCA・悲しき願い・ホットスタッフ・ガッタゴーホーム・マイシャローナ・ダンスに夢中・リングマイベル(振付)

恋のナイトフィーバー・セイムオールドソング・貴方を待って・ストーンウォール・浮気はしないで・サニー・バビロンの河・新宿ディスコナイト・ハーレムハッスル・ララバイ・インザネイビー・ジンギスカン・サンチャゴラバー・シェイム・グッドタイムス・アナザーチャチャ・パレスパレス・ライディーン・テクノポリス (ステップ)

ジャングル・アフロメリカ・ジャングルドラム・ジャングルタムラサン(ジャングル

ウォンテッド・ラビングユーベイビー・愛でブラジル・ボーントゥービーアライブ・カフェ・ロンドン行き最終列車・ラブマジック・ビバカリフォルニア(麦踏おかま+振付)

竹の子

1979年秋からは、手と足をクネクネ動かす振付が多くなりました。(元祖竹の子)

それらの曲は「キャンディーポップ」と呼ばれ、アラベスクの今夜はロックミー・ペパーミントジャック・ハイライフ・ローラースター・恋のペントハウス・ジングルジャングルジョー・恋のメリーゴーランド

ジンギスカンのめざせモスクワ・ハッチ大作戦・インカ帝国・哀愁のピストレーロ

ドゥーリーズのボディーランゲージ・アイスパイ

アバのブーレブー・ギミーギミーギミー・レイオールユアラブオンミー

エミリースターエクスプロージョンのノーノーシェリフ・悲しきバラライカ・レットミーシング

他にも卑弥呼・ブギウギダンシングシューズ・夜明けのライダー・ジェラシー・恋のダディーオー・レディオギャル・ノーモアティアーズ・キャントストップザミュージック・マジックナイト・怪盗アリババ・アリババ・夢のシンガポール・ドンキホーテ・ギブミーユアラブ・フェイム・エレクトリシティー・エノラゲイの悲劇・ドントパニック・今宵ダンスで・恋のキラキラダンス・恋のローラースケーティング・ドキドキセンセーション・アディオスベイビー等がディスコで流行りました。

竹の子末期では、フライトトゥーファンタジー・ラブリーレディ・ハチのムサシは死んだのさ・ラウジーパーティ・愛のサンシャイン・マジック(スクエア)・舞舞舞が人気でした。

キャンディーポップ以外にも、ブギーワンダーランド・ストンプ・愛のコリーダ・コールミー・ガラスのニューヨーク・ユーメイドリーム・ジェニーはご機嫌ななめ・TOKIO・おまえにチェックイン・ギンギラギンにさりげなく・ふられてBANZAI等にも振付がありました。

ちなみに、今のダンクラではステップ曲の「リライトマイファイヤー」は、当時はファンキー御用達でしたが、80年代になって竹の子系ディスコでステップで踊られるようになりました。

(でも、今のステップとは違います)

サーファーダンス

一方、サーファーディスコでも「バスストップ」が恋のハッピーパラダイス・ウォークライトナウ、「チャチャ」がレッツゴーラウンドアゲイン・ボスで復活しました。

しかし他のステップは全くなく、「サーファーダンス」という、一見単調だが実は後乗りで、ステップよりも上手い下手がハッキリするダンスが一世風靡しました。

サーファーディスコ黎明期(1979年) ロックフリーク・スパンク・グランファン

サーファーディスコ全盛期(1980年~1981年) ウエイヴ・スピアダンス(人によってはジゴロ)・エイトビート(人によってはカウボーイダンス)・ドラフトモンキー

サーファーディスコ末期(1982年) サーフモンキー・ジゴロ

この時期にステップなんか踊ってたら、足を踏まれ後ろ指を刺され「ダサーい田舎者」って感じでした。

1982年秋に「君の瞳に恋してる」が大ヒットしたあたりから渋谷がディスコシーンを引っ張るようになり、いわゆる「六本木系サーファーディスコ」と「サーファーダンス」は、往年の勢いを失っていきました。

振付ファンキーとサーファーダンスの代表的な曲は↓


今夜はブギーナイト (サビで振付)

ゲットオフ・今夜はブギウギウギ(スウェイ

スマイル(スウェイ  or ウイップ)

レッツスタートザダンス(グランファン)

ガットトゥービーリアル・バスティンルース (ウォーム)

ブギーナイツ・グルーヴライン・スパンク・太陽のディスコティック・グッドフィーリン(スパンク) 

おしゃれフリーク・陽気な仲間・マストビーラブ・ユーフールドミー ・ダンシン・セプテンバー・今夜はドントストップ・ロックウイズユー・ディスコナイト・恋のフライデイナイト・2人だけの夜 (ロックフリーク)

おしゃべりカーティス・メロウなおしゃべり・エイスワンダー・ロングトレインランニング (エイトビート)

ファンタスティックボヤージ・ファンタイム・バーンラバー・ガットトゥビーイナフ・タイトなあの娘・ブギーボディーランド・ゲットアップ・ネバーキャンファインドザウエイ ・メイクザットムーヴ (ウエイヴ)

パーティーナウ・朝が来るまで・アップサイドダウン・テイクユアタイム・ダンシンダンシン (ドラフトモンキー)

ギブイットトゥーミーベイビー・スーパーフリーク・オンザビート・レイディー・バッドママジャマ・イッツユアナイト・ダブルダッチバス・ラブズダンス・ターンアップザミュージック・パーティートゥナイト・インザナイト・ドゥーイットナウ・リモートコントロール・ホワッチャドゥーイン・フリーキーダンシン (スピアダンス)

ドゥーユーラブミー・レッツグルーヴ・サタデイサタデイナイト・おしゃべり魔女 (サーフモンキー)

レットイットホイップ・シャインオン・ドリームオン・ワンフォーミー・グラッドトゥーノウユー・忘れな草・涙のリメンバー・ラブアイランド・ユーガットザパワー・サークルズ・ジゴロ・ジアザーウーマン (ジゴロ)

ママユーズドトゥーセイ (ジゴロ+パブロック)



昭和36年 下落合生まれの大塚育ち、その後は横浜の鶴見・東戸塚・現在は岐阜に移住。

ディスコデビューは中3(1977年3月)で、1977年〜1983年までディスコにドップリ浸かった。

DJデビューは高3(1979年5月)


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